PHPエンジニアとは、文字通りプログラミング言語のPHPを主に扱うエンジニアのことです。汎用性があるのがPHPの魅力ですが、近年は主に、バックエンドと呼ばれるWeb開発のサーバー回りの処理に用いられています。PythonやRubyなどと並び、PHPはバックエンドでは定番のプログラミング言語で、PHPエンジニアは需要の多い仕事です。
PHPエンジニアの平均年収は約550万円で、全業種の平均年収と比べると、やや高めの数字です。IT業界の職種に限定すると、PHPエンジニアの平均年収の約550万円は、高い部類でも低い部類でもありません。PHPエンジニアに限った話ではありませんが、地方は全体的に年収が低めの会社が多く、年収を重視するのであれば、東京を始めとする都会で働くのが基本です。他のIT業界の職種と同様に、PHPエンジニアも東京都やその周辺では年収が高めで、東京都やその周辺と比較すると、年収の数字に100万円以上の差がある都道府県も珍しくはありません。
年収アップのためには都会で働くのが基本ですが、もう1つの大事なポイントとして挙げられるのが、管理職のポジションを目指すことです。マネジメントスキルにより、プロジェクトを成功に導いてくれる優秀な管理職は、転職市場でも高く評価されます。PHPエンジニアとして大きく稼ぐことを目標とするのであれば、管理職を目指してみてください。管理職は適性のあるなしが分かれやすく、エンジニアとして優秀でも管理職として優秀とは限りませんが、収入には期待できます。